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凄い夕立だった!

バケツをひっくり返したみたい。
雷も凄かったな(>_<)そんなに雷が怖いほうではないのだけど、今日はさすがに怖かった。畑にいると無防備な感じでヤバイ気分にドンドンなるなぁ。

そんな夕立だけど、良い面と悪い面があると思う。
<良い面>
梨の生育としては今の時期はバンバン実が大きくなるなので、夕立の水分補給はとてもありがたい。去年は今くらいから全然雨が降らなくなって潅水しないといけなかった。
単純に水分が欲しいというだけでは無い。
基本的な事だけど植物は光合成でブドウ糖を作る。必要なものは水、二酸化炭素、太陽光線。その二酸化炭素は葉裏の気孔から取り込まれるのだけど、水分が十分にあり気温が上がると蒸散して温度を下げるために気孔が開く。よって気孔が空くことで二酸化炭素も取り込まれる。水と気温、太陽光線が絶妙に関係してる。(先月号くらいの現代農業にも書いてあった)逆に水分が少ないと植物体内の水分を温存するために気孔は開かず、結果的に温度も太陽光線もあるのに光合成は進まない。イコール梨が美味しくならない(^^;
光合成を行うのはもっぱら午前中。当然ながら夜はお休み。

あわせて、呼吸も植物はしている。
呼吸によって、ブドウ糖からエネルギーを取り出して自らの生きる糧としている。これには酸素と温度が必要。太陽は関係なく、昼夜ともに温度と比例して呼吸量は増える。つまり、温度が高いと呼吸で消費するエネルギー量も多い事になる。

朝から天気が良くて光合成が盛んに行われて、夕方に雨が降って植物体の温度が下がり夜温が低く推移して呼吸量が抑えられると生産量(光合成)と消費量(呼吸)の関係が最も都合が良い(^^)

よく昼夜の温度差が大きい場所ほど、美味しいお茶ができる!とか美味しい果物がとれる!っていうのはこういう仕組みだと思う。

<悪い面>
仕事が進まない!

これに尽きる(T_T)

先日まとまった雨が降って嬉しかったのだけれど、沢山雨がふると暫く畑に機械で入れない
もう4,5日前から梨の防除をやりたくて仕方ないのだけど、畑の状態が良くないのでSSで入れないのだ。今日は朝から晴れたので明日こそは入れそうだったのに、土砂降りの夕立が降ったのでは明日もダメみたい・・。
就農直後の2年前、お袋の忠告も聞かずにまだユルイ畑にSSで入って防除をした。結果は思いっきり土を練ってしまい苦い教訓となった。土を練ってしまうと大きな轍もできるし根も痛む。水溜りもできるようになるし排水も悪くなる。その影響を打開するのに2年かかったと言っても良い。それくらい我が家の畑は水分を含むと頑固な粘土質なのだ。

今度の防除はダニ剤と殺菌剤。特にダニ剤が問題。
何が問題って、薬が高い!!
500ccで8千円以上する。これが我が家は4本必要なので3万2千円以上。
年間の農薬代金が17万位なので、実にこれだけで2割弱のお値段。
ダニ剤は天気が続かないと効果が上がらない。特にダニは抵抗性がつくのが早いので、雨で流したからといって同じ薬は使えないし、殺卵、殺幼虫、殺成虫の得意なステージを見あまっても効いてくれない。対象とするダニの種類を間違えても同じく効かない。具体的に言うと、バロックという薬は卵と幼虫にはすごく効くけど成虫には効かないので成虫が沢山居るところで撒いても効果がない。また、コテツという薬は卵から成虫まで効く(たぶんそうだったよね>北海道の虫博士)けど、ミカンハダニは効かない。我が家は今のところ成虫を殆ど見ないので卵、幼虫のバロックを今年は撒こうと思っている。実際、卵なんて見えないから居るかどうか判らないんだよね。成虫しか見えないし、大きさは1mmもないし(T_T;。つまり、あんまり先に防除が延びるとバロックが使えなくなるんだよね。というわけで、天気がよければすぐ撒きたいのさ。

他の作業(雨前に肥料は撒きたいとか)との兼ね合いがあるんだけど、これ以上長くなるのも嫌なのでこのへんで。

まぁ、そういう葛藤を日々してます。
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2005.07.07 / Top↑
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